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WORKS & PEOPLE

エンターテインメント & プロダクション本部
セールスエンターテインメント部
テクニカルディレクターグループ
武田 倫之
画面の先のお客さまを、どれだけ想像できるか。

その場で番組を創り上げる、
面白さ。

テクニカルディレクターは、生放送の中で、お客さまにお届けする映像を組み立てていく役割を担っています。一般的なテレビ局のテクニカルディレクターとは違い、技術の指揮をしながら、映像の切り替えを担うスイッチャーを兼務もしています。テレビ通販の番組のカット割りは、ドラマや映画の撮影とは異なり、生放送中のトークやセールスの流れに合わせてその場で決めていきます。トークが想定以上に盛り上がった際には商品ではなく、どんな思いで商品開発をしたかであったり、商品の紹介をするために出演している方の表情にフォーカスする、ということも、しばしばあります。テクニカルディレクターの仕事は、「お客さまに商品の魅力が伝わる映像は何か」を探りながら、同時に、商品の作り手や出演者の思い、番組や売り上げを管理するプロデューサーの意図を映像というカタチに組み立てていける面白さがあります。 お客さまに「また見たい!」と思っていただける映像を探求する毎日です。

チームワークが、
番組の質を左右する。

私は2013年に入社後、生放送の進行を確認するフロアーディレクターからスタートし、1年半後に、カメラチームに異動。4年ほどカメラマンとして生放送の撮影に携わった後、次のキャリアステップとして現在の部署に異動しました。生放送で重要な「瞬間の映像をいかに効果的に見せるか」といった基礎スキルは、カメラマン時代に追求し培ってきたこともあり、テクニカルディレクターに求められる画面を瞬時に切り替えるスイッチング技術はスムーズに習得できたと感じています。一方で異動後は、関わるスタッフの人数が格段に増え、よりチームワークを意識して業務に取り組むようになりました。たとえば、撮影現場であるスタジオの運営を行うフロアースタッフから、私が思いつかないような良いアイディアが出た際には、「面白いアイディアだね!」と積極的に取り入れるようにしています。こういうことを重ねることで、番組のクオリティは向上し、現場の雰囲気も良くなるんです。

やりたいことに、
次々と出会える。

通常番組のほかに、大型イベントや特別番組を担当できることも、テクニカルディレクターの大きな魅力です。私は年に数回、“日本を見つけよう”(Let’s Meet Japan)という大型中継番組を担当しています。この番組は、スタジオを飛び出し、地方のロケ地からお届けする1~2時間の生放送番組で、現地の協業先の方々と、商品のPR戦略から地域の魅力発信まで、一から構想を考えて作りあげています。想定外の悪天候や機材トラブルをチームワークで乗り越え、半年前から準備した番組を無事放送し終えた後は、言葉にならないほどの達成感があり、最高の気持ちになりますね。私の今の目標は、所属チームを引っ張っていける人材になること。常にトレンドや新技術をキャッチアップし、ショップチャンネルがより魅力的な番組をお客さまにお届けできるよう努めたいと考えています。

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