テレビショッピング専門チャンネル ショップチャンネル の番組出演ゲストのストーリー。 今回は、鈴木三月さんにお話を伺いました!
テレビショッピング専門チャンネル ショップチャンネル の番組出演ゲストのストーリー。
今回は、鈴木三月さんにお話を伺いました!

鈴木三月
東京都出身。KENZOブランドのプレス担当として働き、ファッション業界で様々な角度からファッションを学ぶ。“美”を追求し、ライフスタイルを豊かにし、高齢化社会の為にも尽力を注ぐ活動を行う。2020年10月「ミニマライズプラス」をスタート。
- 2023.2.24
「田賢三」との出会いから37年。
着る人の個性が際立つミニマリズム
世界的デザイナー田賢三氏との出会いを教えてください。
パリソルボンヌ大学、Institute Catholique大学への短期留学を経て、卒業後に、(株)SBA、(株)French Fashion Center/Federation Francaise du Pret-a-Porter feminin Japon(パリプレタポルテ・オートクチュール協会日本事務所)に入社しました。その後、ファッションを更に学ぶ為、SUNデザイン研究所・スタイリスト科に入学するのですが、その際に、世界的に著名な「KENZO」のデザイナー田賢三さんとの出会いがありました。
その後、「KENZO」ブランドでお仕事をされることになるのですね。
SUN卒業後、偶然にも「KENZO」ブランドのライセンスである会社で働き始めます。当時は、「KENZO」ブランドのプレス担当として、PR、MD企画・営業面等、様々な角度からファッションを学びました。1991年に、日本におけるattachee de presse(アウトソーシングのPR会社)の先駆けとして、(株)パザパを設立しました。主にヨーロッパのファッションブランドのPRを手掛けていましたが、そんな中、KENZOパリ本社からも依頼を受け、KENZO社の日本におけるPRと、田賢三本人のパーソナルマネージメントを担当することに。2000年には、田賢三さんのビジネスパートナーとして、(株)KENZO TAKADAを設立することになりました。
ご自身のブランド「ミニマライズプラス」について教えてください。
『“本物のミニマリズム”と“そぎ落とされた美の追求”』がコンセプトです。“minimalize”は、最小化するという意味。余計なものをそぎ落とし、クラシックでシンプルなデザインをベースに一つアイデアをプラス。着る人の個性を引き出す様な何気ないトレンド感も考慮した、着心地の良い素材やフォルム。自分にとって贅沢な瞬を感じさせてくれるモノやコト。真の贅沢の追求。ミニマライズプラスはそれを『かたち』として発信します。
着る人の個性を引き出す洋服、って素敵ですね。
若い時からファッションが大好き。でも、40歳を超えたくらいから着る服がなかなか見つからない。海外ブランドで購入することも多々あるけれど、自分らしさを出しながら装う事よりも、どうもブランド力が前面に出てしまう。そんな中で上質でシンプル、それでいて自分らしい個性を表現できるブランドが欲しい、という声が周りから聞こえてきました。私自身もその一人。ミニマライズプラスというブランドは、上品にも、カジュアルにも、モードにも、エレガントにも、着ていただける方の個性が際立つ洋服づくりを追求していきたいと思っています。そして、このブランドを通して、年を重ねていても人生いつも楽しく毎日を過ごして欲しい。いつも笑いのある毎日を過ごす事で、新たな仲間が集まってきます。
どんな年代の方でも着こなせるブランドだとうかがいました。
基本的には、クラシックでシンプルだからこそ年齢にとらわれずエイジレスな着こなしが可能です。若い方には、自身の持っている服と組み合わせていただきレイヤードやカジュアルに自由なコーディネートで着用していただきたいです。お歳を重ねられた方には、あまりコーディネートも考えずに一枚を羽織ると何かモード感が出てオシャレになる様な、さっと着て体形も気にならずスタイルもよく見える様なデザインです。
前回オンエアの反響はいかがでしたか?
PRという仕事柄、著名人やオピニオンリーダーの友人も多く、その方たちが、インスタやSNSで発信してくれている事もあり、また、ブランドのコンセプトやそのモノづくりに共感してくれている方々より多数のメッセージをいただきました。新しいお客様が増えてきている中、常に新しいモノづくりを考えていきたいです。
商品を作る際、何からアイデアを得ていますか?
仕事がら、パリコレや東コレを見る事も多々ありますが、その年の傾向をそのまま落とし込むのではなくミニマライズプラスとしてのフィルターを通しデザインをしています。カフェで少しの時間お茶をしながら、街行く人のファッションを見ることも。東京ではあまり時間がありませんが、パリではサンジェルマン・デ・プレのCafe「Les Deux Magots」などに行き、ファッションチェックをしています。また、旅先で五感で感じた情景などを、アイデアソースにしています。
こだわりポイントについて教えてください。
どんなアイテムでもゆとりがあれば良いとも限らない。ダボつき感があるとオシャレには見えない。体形は細見えしながらも着心地が良く、窮屈感がないバランスをとる工夫をしている為、パターン修正を毎回何度も行っています。袖周りのゆとりもまた同じですし、シワになりにくいのも大切ですね。着ていただいてリラックス感がありながらもオシャレでモード感があり、その微妙なバランスまで拘りをもちパターンを駆使しています。
ブランドスタッフの中での人気アイテムは何ですか?
ミニマライズプラスのベーシックカラーは、ブラックです。ブラックと言っても一色ではなく、明るいブラックから深みのあるブラックまで様々なブラック、様々な素材があります。定番のワンピースはとても人気です。毎回カラー展開もしておりますが、ブラックには差し色を入れたりしているので、コーディネートの幅がひろがります。ミニマライズプラスならではの、シンプルな中にも、ピスネーム等のワンポイントの拘りがとても好評です。
今の仕事に活かされている経験やルーツは何ですか?
田賢三さんと37年間一緒に仕事をしてきた中で、彼は常に夢をもって、前向きに進んでいく。絶対に不可能はないといつも笑顔で語られていました。私はその精神こそが自身の考えのルーツであり、目標です。彼から言われた「人生は60歳から挑戦だよ」という言葉を胸にデザインやアートに関わる仕事を軸として、さまざまな仕事に取りんでいきたいです。これからもエネルギッシュに新たな事に挑戦したいと考えています。
鈴木さんの目標、教えてください。
ミニマライズプラスのこれからの展開を更に充実することが目標です。皆様にはこのブランドを通して、年を重ねていても人生いつも楽しく毎日を過ごして欲しいと思っています。また、2022年2月27日の田賢三さんのお誕生日に、賢三氏のご功績をお人柄をお伝えする書籍を出版する事。そして賢三氏の功績をデザイナーを目指す若い次世代を担う方々に継承していくことも私の使命であり、目標です。
最近ハマっているものを教えてください。
料理と健康・声楽等です。料理は、ミニマライズのブランド名でもある様に、新鮮な食材にこだわり、その素材の良さを活かしながら、シンプルな料理にします。そうすることで素材の風合いや食感を活かし、旬の味わいが最大に楽しめます。また、声楽を以前習っていたことから、ときどき声を出してみるんです。発声練習をしたりして息の使い方も変わり、すがすがしい気分にもなります。また、健康面でも、一日欠かさず運動をしています。
最後にオンエアをご覧になる皆様にメッセージをお願いします。
ミニマライズプラスのアイテムは、同ブランド同士のトップスとパンツやスカートの組み合わせもお薦めですが、ご自身の持っている洋服に合わせていただける商品ばかりです。ミニマライズプラスのモード感を取り入れて、心弾む装いをしていただき、チャレンジしていただければと思います。皆さまのお声から、そして私が求めていた究極のシンプルなオシャレアイテムが揃ってますので、是非着用してモチベーションと口角を上げてほしいです。






- 2023.2.24
ミニマライズプラス
「“本物のミニマリズム”と“そぎ落とされた美の追求”」 をコンセプトとするブランド“minimalize+Plus”。“minimalize”は、最小化するという意味。余計なものをそぎ落とし、クラシックでシンプルなデザインをベースに一つアイデアをプラスして大人の上品なオシャレな服を提案します。
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