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新潟三条の打ち刃物伝統技術を受け継ぐ超一流の職人が、２年以上の歳月をかけて開発したネイルケアアイテム＜ファンアウト＞シリーズより、爪やすり「Ｖファイル」です。
表裏ともに全面がヤスリ目になっており、どこを使っても削ることができます。Ｖ型にすることで、削りやすさを追求し、足の指や親指などの分厚い爪から、手の爪の細かいところ、微調整までこれ１本でＯＫなのもポイントです。
ネイルコンテスト世界大会の審査員も務めるネイリストが監修しています。

【きれいに削れる爪やすり】
■手と足の爪もこれ１本：
表裏ともに全面がヤスリ目になっており、どこを使っても削れます。
足爪のお手入れはつらい体勢になることが多く、きれいに仕上げにくいですが、本品は、足爪用に開発した画期的な商品です。
一般的なネイルファイルは平たい形状で、主に手の爪の細部のお手入れなど細かい微調整に適したものでしたが、本品は形状がＶ型になっているので、爪が逃げずぴったりフィットし、厚い親指の爪や硬い爪もしっかりと削ることができます。
もちろん手の爪のお手入れにも使え、目立てが深くしっかり削れます。
１８０グリッドの中目で、荒削りから仕上げまでこれ一本でＯＫ。表裏の山谷を上手に使えば、きれいに仕上がります。
一般的にヤスリ目を打ち付ける時は、両端を機械で押さえて目立てをしていくので、ヤスリ目が端まで入らないことがあります。本品のように両端を丸く加工するのは、非常に困難で技術が必要です。
ヤスリの先を使って爪の裏側のケアや、巻爪のお手入れにもお使いいただけます。また、ジェルネイルや爪の周りの角質化した硬い皮膚のケアにもお使いいただけます。
＜製造工程＞
本品は出荷まで１２工程、１１人の職人が関わっています。
ヤスリの目立てをしてから曲げていて、さらにプレートすべてが３６０度ヤスリになっているものは大変珍しいデザインです。
Ｖ型のつくり自体が爪を逃がさず、厚くて硬い爪でも容易に削れます。
高品質ステンレス（ＳＵＳ４１０）製で水洗い、お湯洗い、熱湯、消毒用エタノールでの消毒が可能なので、衛生的にお使いいただけます。
両端の先までヤスリ目にするためのカットと、その縁の面取りは当ブランドオリジナルの工程です。
目を立てる時に使う刃物、鏨（たがね）にも違いがあります。鍛造（たんぞう）という昔ながらの刀鍛冶の製法で、高温に熱した鋼を鎚で打ちながら所定の形にしていますが、鏨から手で作るヤスリ工場は新潟では本工場のみとなっています（２０１９年４月現在／メーカー調べ）。
鏨の刃は薄いので、刃を付けるのにも時間がかかりますが、薄い鏨を使うとヤスリ目の線を細く打ち付けることができ、その結果、削り心地が良く、爪を削った面の仕上がりがなめらかな優れたヤスリができます。
線の幅を調整しながらヤスリ目を打つことは難しく、簡単そうに見えても職人技を要します。
鏨は薄いと長持ちしないため、鏨の寿命は職人が音で聞き分けています。
本品は、炭素成分を含む硬い素材を使用しており、目立てが難しいうえ、鏨の寿命も短いのです。
硬い鋼材（ＳＵＳ４１０）は刃物にも使用されるもので、切れ味が良く、しっかり削れ、その切れ味が長持ちします。
ヤスリの目立て方法は、下目・中目・上目をすべて打ち付けるのを表裏とも行うため、計６回打ち付けています。そのため、ヤスリ目が深くしっかりと立てられています。これだけ丁寧な工程を経ているため、１時間に約２０本程度しか作ることができません（メーカー調べ）。
【開発経緯】
＜ファンアウト＞シリーズは新潟三条の高度な技術を持つ職人達と、２年以上の月日をかけて、世界に一つしかない本当に良いものを作ろうと開発しました。
日本の伝統的な技術と現代的なデザインとを融合させて、なおかつ使い勝手の良い製品づくりを目指しています。
お客様の満足はもちろん、伝統文化に対しての認識が高まり、今後の継承に繋がっていくことを目的としています。
越後の打ち刃物伝統技術を受け継ぐ超一流の職人が製造しており、熟練の技があって初めて実現できたこだわりの構造となっています。
製作工程は特殊な技術が必要なため、限られた職人による細部まで丁寧に作った高品質少量生産品です。