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＜ロイヤル　コペンハーゲン＞より、２０２０年の年号が入ったイヤープレートのご紹介です。
イヤープレートは、１９０８年の初年度版の発売から一枚も欠かすことなく、１００年を越えて人々の思いを乗せたさまざまなシーンが描かれ続け、その年を映し出すプレートとして世界中で愛されています。
記念日や誕生・出産記念、結婚周年記念、還暦の長寿祝いなど、今年を記念するメモリアルギフトとしておすすめ。
良き思い出に心を馳せる一枚として、いつも目に入る傍らに飾っていただきたいアイテムです。

■デザイン：
アラン・ターキルセンによってデザインされた２０２０年版のタイトルは“Ｃｈｕｒｃｈ　ｏｆ　Ｏｕｒ　Ｌａｄｙ（チャーチ　オブ　アワー　レディ）”。
暖かな羽をまとった小さなメンフクロウが、歴史あるコペンハーゲン大学の片隅から聖母教会の鐘の音に耳を傾ける姿が描かれています。コペンハーゲンの人々が静寂に包まれた壮大な教会に入り、ベルテル・トーヴァルセンの壮麗な彫刻の美しさを堪能している様子を、メンフクロウが近くで見守っています。
■歴史：
当ブランドのイヤープレートは、１９０８年の初年度版の発売以来、一枚も欠かすことなく作り続けられ、１００年を超えてデンマークの風土とそこに生きる人々の祈りや思いを描き続けてきました。特に１９４０年代の戦時中は、たびたび停電したため、ろうそくの明かりの中で制作されたとされ、平和への祈りを込めたモティーフなどが見られます。近年はデンマークの温かいクリスマスのシーンやデンマークの名所が見られるようになっています。
毎年変わる絵柄、その年が終わると型を壊してしまうため二度と同じものは作れない希少性が魅力となり、節目の年のメモリアルプレートとして世界中で愛されています。
■製作工程：
（１）一枚一枚手作業で職人の手によって色がほどこされます
モールド（原型）でモティーフを浮き彫りにしたプレートに、コバルトブルーの顔料を専用のスプレーで、全体に均等に吹き付けます。その後拭き取り、再塗布で色を入れます。再塗布の工程で余分な顔料を柔らかい筆や布を使って取り除くと、浮き彫りにした凸部分に付いた色は取れ、凹部分には色が残ります。この作業を３回繰り返します。
（２）バックスタンプを押印する
プレートの裏面に当ブランドのトレードマークをスタンプし、顔料を吹き付けた職人のサインを入れたら焼成作業に入ります。
（３）釉薬をかけ焼成して完成
釉薬をかけて本焼きします。色が厚く重ねられている部分は濃く、薄い部分は淡く色が浮き出ることで、独特の色合いに仕上がります。