SHOP CHANNEL ショップチャンネル

＜福村硝子＞より、４種類の赤色のガラスを重ねてお作りした、スクエアモティーフのレザーコードネックレスです。
“色の重なりを楽しむ”をコンセプトにした“ＭＩＸシリーズ”のアイテムです。

■デザイン：
４種類の赤色のガラスを何層にも重ね、その積層感により奥行きのある色合いを表現した上品なネックレスです。
“ガラス”と聞くと透明感をイメージしがちですが、当ブランドでは透明感だけでなく、ガラスが反射することによる色の移り変わりや、ガラスの輝きを魅せるという、たいへん珍しく、新しいモノづくりをしています。
従来のガラスのイメージを覆す、奥深さと存在感の強さを感じられる一品です。
それぞれ柄の入り方が大きく異なり、同じものが一つとしてないオンリーワンジュエリー。
コードを通す部分もすべてガラスでお作りしているので統一感があり、ボリュームがありながらもすっきりとした印象で装えます。
牛革素材の２色のコードが絶妙にマッチし、大人っぽい胸元を作り上げます。
■加工：
当取引先でお作りしている商品はすべて、個性豊かな模様の板ガラスを作製するところから始まります。
粒ガラス、板ガラス、粉状にくだいたガラスなど、さまざまな種類のガラスを何層にも重ね合わせ、焼き溶かした後に研磨して再び焼成することで、繊細な色合いを表現しています。
ガラスの研磨は手の角度、力加減がとても大事で、経験がものをいう作業。
航空宇宙産業向けに作製されたガラスの技術と、伝統的な切子の技法、溶解し積層させるフュージングの技法を組み合わせて加工し、他では真似できないような独特な輝きを放ったガラスを作製しています。
当取引先では、コンセプトによって複数のシリーズを展開していますが、シリーズごとに技法や焼成温度などを変えています。
重ねる粒ガラスの大きさと焼成温度で表面のテクスチャーを変化させるなど、ガラスが持つさまざまな表情を引き出せるよう工夫しています。
焼成温度が１℃変わるだけで見え方が変わってしまい、また使用するガラスの色によっても温度調整の仕方が変わってくるので、常にタイマーを片手に慎重に温度管理を行っています。
当商品の赤色は、焼きすぎると黒みが強くなってしまうため、温度調整に特に配慮しました。
“ＭＩＸシリーズ”は４種類の赤色のガラスを使用した、色の重なりと奥行きが楽しめるデザイン。
８００℃近くまで温度を上げ、フラットな板になるように焼いています。
板ガラスを作製する際のガラスの重ね方で、柄の見え方が大きく変わるため、慎重に配色を考えながらお作りしています。