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バランスを取ろうとする身体の機能に着目し、動きの中で目安となる情報を備え、座っている間、正しい姿勢に導いてくれるピントシリーズより、「ピントチェアリビングコンフォートII」をご紹介します。身体のあらゆる曲面を捉える新しい形のパーソナルチェアです。
人の形を直接かたどる三次元立体構造システム“エスリーム技術”によって作られたピントシリーズは、“座るところ・動く方向・戻るところ・休むところ”の情報を、座る人の身体に“安心して動くことのできる場”として知覚させます。そして座る人自身で快適で機能的な位置を見つけ出し、正しい運動を繰り返しながら身体に負担の少ない姿勢と運動でちょうど良いバランスを身につけていきます。
＜リニューアルポイント（２０１９年８月２３日〜）＞
脚部のフォルムをリニューアルし、重厚感とデザイン性に富んだ仕様に！

■姿勢が良くなり、重さから解放されるリラックス感：
人の身体の中で重い部分は、骨盤と肋骨と頭です。本品は、頭・肩甲骨・肋骨・お尻・骨盤・足の６つの部位を支えることで、身体を軽やかに保つことを助け、身体の力を抜くことを教えてくれます。
・頭の支え：左右から頭を支えることで首の負担を軽くします。
・肩甲骨の支え：肩甲骨を後ろから支えることで腕を軽く保ち、肩の力を抜いてリラックスすることを助けます。
・肋骨の支え：本品に座っている間、背中の緊張を緩め、胸をゆったりと広げて座ることができるので、深い呼吸を行いやすくします。
・お尻の支え：お尻を広い面で支えることで圧を分散させ、長時間の座位を快適にします。
・骨盤の支え：重い骨盤を倒れすぎないように後ろからも横からも支え、腰への負担を軽くします。
・足の支え：足は曲面で支え、座りやすく立ちやすいポジションを作ります。
■オーダーメイド技術から生まれた見えないところへのこだわり：
“お尻がずれにくいリクライニング構造”が、プレミアムな心地良さを実現。
人の身体の軸に近づけたフレームの関節軸、エスリーム技術を最大限に活かすためのなだらかなパイプ形状によって、前ズレによる姿勢の崩れをしっかりとサポートします。
■動きやすさの追求：
パーソナルチェアに座った時のあらゆる動作を想定して、無駄のない機能的な生活動作をアシストします。
三次元立体構造のウレタン形状と木製のアームサポートで、立ち座りの動作も快適に行うことができ、さまざまな生活シーンで利用できるリクライニング機能と、角度可変式のヘッドレストでしっかりと支えます。
レバー式のリクライニングは、約１６０度まで倒すことが可能。ヘッドレストの１４段階調節で快適さを追求したつくりです。
座面の高さ調節が３段階できるのもうれしいポイント。
■開発経緯：
障がいを持つ方の身体と長年向き合い続けてきた作業療法士の野村寿子氏が、解剖学・運動学に基づき、骨の重み、関節の動き、骨の方向、筋肉の緊張と皮膚の温度、肋骨の動きと呼吸の深さなどを丁寧に自分の手の感覚で調べながら作り上げました。年間３００件を超える採型を長年行い、姿勢保持機能を備えた座位保持装置（オーダーメイドクッション）の製作実績を基に開発・製作した一品です。