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手織りのペルシャ絨毯は高品質かつ高価なことで有名ですが、そのペルシャ絨毯に勝るとも劣らないほどにこだわった高い織り密度（１平米に約２８８万本）を誇る、ウィルトン織カーペットのご紹介です。
“オリエンタルウィーバーズ社”が“ペルシャ絨毯を超える品質の機械織りカーペットを作りたい”という思いから開発した織り機を使用して織り上げました。
本品はペルシャ語で“パールデ”と呼ばれるリビング向けのサイズ。 リビングやダイニングなど、広いスペースを飾るのにぴったりです。 ６人掛けテーブルの下に敷いても（お手持ちのテーブルのサイズによります）。
目安サイズは江戸間換算で約３畳。ホットカーペットカバーや床暖房の上でもお使いいただけます。
※滑りやすい場所に敷く場合には、市販の滑り止めシートなどの併用をおすすめ
＜リニューアルポイント（２０１９年１２年１３日〜）＞
当メーカー従来品の織り密度は１平米に約２４０万本、本品は１平米に約２８８万本！ 　織り機の性能をバージョンアップさせたことにより、織り密度が高くなりました。

■素材：
本品の素材であるポリプロピレンは繊維の表面に凹凸が少なく、ほとんど水を吸わない繊維なので水溶性の汚れが繊維の中に入りにくく、汚れにくいのが特徴。
本品に使用した糸は、ソフトヒートセット加工をしており、上質で細番手のウール糸のようなとても優しい手触りに仕上げています。ヒートセット加工とは、糸に熱処理を行うことにより、ウールのような柔らかさを与える加工のことです。ソフトヒートセット加工はヒートセット加工の上位加工で、大変なめらかな手触りになる加工です。
■製造工程：
細くて柔らかい糸を１平米に約２８８万本もの高い密度で織ることができる、最高グレードの希少な高級織り機で生産しました。
非常に高品質で織れるゆえに、とてもゆっくりとしか織ることができません。 当メーカーの一般的なクラスのカーペット１日分の量を織るのに、約２週間もかかります（取引先調べ）。
ウィルトン織は、裏側までしっかり織り柄が映る、美しい織り物です。インテリアに造詣の深いお客様は必ず裏面を見るといわれるほど。適度な重さがある方が高級品ともいわれます。
ウィルトン織は、柄を表しているパイル糸の他に地経（じだて）糸・覆経（おおいだて）糸・横糸の４種の糸を使ってしっかりと織り上げているので、使用している間に毛が抜けたり、遊び毛が出たりすることが少なく、長くお使いいただけます。
■デザイン：
ペルシャ絨毯の５大産地の一つで、日本でも人気のある“クム地方”は、 シルク製ペルシャ絨毯の産地。緻密で細かい織り柄と、華やかで美しい色彩が人気で、 世界的にも有名です。
本品は古くからペルシャに伝わる、伝統的で力強さが感じられるデザインをモティーフに、 クム地方の独創的で華やかな色彩感覚も取り入れました。
中央には大変緻密にデザインされたゴンバッティ文様（メダリオン模様）を配し、その周りを蔦を意味するエスリミー文様（アラベスク模様）で彩り、さらには無数のゴル（花模様）で幾重にも囲み、伝統と華やかさをバランス良く融合。
４隅には花の生命の源を表すといわれるゴルダニ（花瓶文様）を配し、 本格的かつクラス感のあるつくりです。
８色の色糸を非常に細やかに配色チェンジすることで生み出した美しいデザインは、 １平米２８８万本もの非常に高い織り密度がなせる技です。
和洋問わず、さまざまなお部屋にマッチするデザイン。