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SHOP CHANNEL ショップチャンネル

  • 第63回
    森本容子

    さん

  • (株)ヨーコモリモトデザインオフィス
    クリエイティブディレクター
    森本容子さん YOKO MORIMOTO

PROFILE

もりもと ようこさん

カリスマショップ店員として一時代を築き、数々のブランド立ち上げに関わる。2005年12月に株式会社 YOCO MORIMOTO DESIGN OFFICEを設立、代表取締役に就任。2017年より、ショップチャンネルのためにプロデュースするブランド<ヨーコモリモト>で、ショップチャンネルデビュー。

スタイル良くおしゃれに見える服で女性をもっと素敵にしたい私の提案する服を着るといつもの自分よりちょっとスタイルよく見える、気分が高揚する、そんなファッションを届けていきます。
いくつになっても女の人は、
ファッションの力を借りて輝ける!
をお手伝いします。

カリスマ店員と呼ばれた時代は、ビギナーズラック24年前、高校時代にファッション業界の方に声をかけられてショップ店員を始めました。2年ほどでかなりの売上をたたき出し、“カリスマ店員”の筆頭みたいに言われましたが、それは発破をかけてくれたプロデューサーが凄かっただけで、自分ではビギナーズラックだったと思っています。その後の新ブランドプロデュースや立ち上げも、自ら進んでやったわけではなく、誰かに声をかけてもらったのがきっかけ。面白いなと思えばやるし、興味がわかなければやらない。自分で言うのも変ですが、人を引き寄せて、そこから何かが始まるということが多くて、もしかしたら、福の神か何かがついているのかも(笑)。始まりも結果も偶然の産物ですが、やるべきことはきっちりやりたいので、「どうしたらこの服は売れるのか」「この服を自分が着たら人にどう映るのか」を、考えるクセはついてきたように思います。

今よりもっと女性を輝かせるファッションが
あるはず
ショップ店員のころからいつも思っていたのは、「自分がどうすれば素敵に見えるか」と考えず「あのモデルが着ている服が欲しい」と買い求める方や、服のサイズに自分の体形を無理やり合わせていて「それはちょっと違うんじゃない」と思うような着こなしをしている方がかなり多いということでした。「もっと素敵に見えるファッションがあるのに」と、職業柄、一人一人にアドバイスしたくて仕方がなかったのですが、それはできないので、「だったら私が『いつもの自分よりイケてるかも?』と感じてもらえる服を提案したら良いじゃない」と……。自分のブランドを立ち上げた時から、私と同世代か少し上の世代の女性たちにおすすめしたいファッションを思い描いていたのですが、「それを実現する場所がないなあ」と思っていたところ、声をかけていただいたのがショップチャンネルさんでした。他のゲストさんは話術が凄いので「自分にはできないな」とひるみましたが、長年の夢を実現できる絶好の場所なのだから「ここでやらなきゃチャンスを逃してしまう!」と、気合いを入れてオファーを受けさせていただきました。

年代、体形、身長など、
さまざまな垣根を越えたおしゃれな服を
私がご提供していきたいのは、“ラクなのに、スタイルが良く見えて、すごくおしゃれをしている気分になれる服”。そして、要素の一つとして重要視しているのが、“エイジレスな服”であることです。私がショップチャンネルでご提供している服は、年代とか体形とか身長とか、そういうさまざまな境界線を取り払って着ることができるのが特徴の一つで、40代の私でも、60代の母が着ても似合う。今まで年齢やサイズの概念に縛られていた方も「自分にぴったりのサイズやデザインはこれだったのか」と気づいていただけるきっかけになると思います。意外かもしれませんが、私はあまり“頑張ってる感”を出すのが好きではなくて、頑張る感じのファッションも苦手。自分自身が常々「世の女性たちはこんな服を着たら良いのに」と思っているものを形にしているので、お客様にはとにかく「良かったら着てみて!1回着たらわかるから」という気持ちをお伝えしたいですね。

つらかった30代を乗り越えて、今は仕事も家族との時間も充実20代は世間から注目されて、ブランドや会社も立ち上げて事業は大きくなっていきましたが、最愛の弟を亡くし、胸が張り裂けるような悲しみを味わいました。30代に入っても事業で横領にあったり、離婚を経験したり、30代前半までは、仕事もプライベートもつらいことが多い日々でした。夫がバリで仕事をしているので、東京とバリを行ったり来たりの生活をしています。家族と過ごす時間は自分にとって本当に大切ですし、仕事の面でも本当に面白く活動させてもらい、充実の毎日です。世間ではイメージ的に「派手でイケイケ」みたいに思っている方もいると思いますが、確かに刈り上げとかは普通にしていますけど(笑)、普段はそんなにメイクもしないし、子どもができてからはライフスタイルにも興味が出てきて、ファッション以外の生活を豊かにする商品をお届けする機会もうかがっています。同世代に向け、少し頑張る感のあるカジュアル服のブランドを作りたいとも考えています。子育てが少し一段落したら、もっと仕事の領域を増やして、面白いことをがんがんやっていければなと考えているところです。

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