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- 第35回潤子ララビュール
さん編 -
有限会社潤子ララビュール
取締役／コスメプロデューサー 潤子ララビュールさん LARRABURE JUNKO
PROFILE
じゅんこ ららびゅーるさん
1963年東京都生まれ。外資系航空会社の機内通訳として勤務しながら、各国の美容法やコスメを探求。20代の頃からコスメマニアとして数々の女性誌に登場。NY在住25年以上の経験を生かし、強い意思・熱い情熱・幅広い人脈で、王道を行くエイジングケアコスメブランド〈ララビュウ〉をプロデュース。
明るくハッピーな気持ちになれる簡単スキンケアを楽しんで私自身の美容経験と先端の皮膚科学がギュッと詰まった〈ララビュウ〉。原料・製法・使用感・容器とすべてにこだわり、私自身が惚れ込む化粧品を形にしています。簡単に楽しくスキンケアして、明るい気持ちになる「ハッピーの好循環」を実現しましょう。
昔も今も変わらない「お客様に喜んでいただきたい」気持ちが原動力英語が大好きで、学生時代はとにかく英語漬けの毎日を過ごしていました。海外で学んだ経験はないのですが、ラジオ講座や音楽プレイヤーをフル活用してコツコツと…。もともと地味に一つのことをとことん追求するタイプなのだと思います。卒業後は、外資系航空会社で機内通訳の仕事に就き、米国と日本を行ったり来たり。頑張りが認められ1992年に世界中の拠点となる空港の従業員の中で各国一人だけ選ばれる「ベスト・オブ・ザ・イヤー」賞をいただいた時は、本当にうれしかったです。「お客様に喜んでいただきたい」気持を反映できるやりがいある仕事でしたが、これはスキンケア製品をご提供している今も、ずっと変わらず自分の根底にある思いです。
美容への情熱とこだわりで、気づいたら化粧品の作り手にご縁あって16年前から美容の世界に本格的に携わることになりました。かつての自分は肌トラブルが多く、化粧品選びで数々の失敗や回り道をしてきました。そこで「納得できるお手入れがしたい。自分が本当に欲しいと思う製品が欲しい」という思いから、とことん肌に良いものを追求し始め、気づいたら「作り手」になっていた感じです。
元来、夢中になると脇目もふらず突き進む性格なので、とにかく原料にも製法にも徹底的にこだわりました。化粧品は「食べ物」と似たところがあります。例えば、私の大好物の「あんこ」にしても、素材も作る人の腕も優れていないと、本当においしいものにはなりません。おいしくて身体にも良い食べ物のように、化粧品も原料へのこだわりと、どのような製法で製品化するかがとても大事だと考えます。
より多くの女性に本当に良いものを手にとっていただきたいから品質にこだわり続けているので「もっと値段を上げても良いのでは」というアドバイスを受けることも時々あります。でも自分が主婦や母である経験から、いつも家族の買い物を優先しがちな女性にも良いものを使っていただきたいという思いがあり、なるべくご負担を減らせるような価格にしています。私は実はこれといった趣味もなく、仕事がまさに生きがいなので、そこでは絶対に妥協したくないし、お客様に本当に良いものを手にして喜んでいただけることが何よりも楽しいことだと思っています。
必死に育てた一人息子が、今では一番の理解者大学生の息子が一人いますが、私が仕事で長期間家を空けることもあり、彼が小さいころは本当に辛かったです。離れている時は電話して、切り際には必ず「大好きよ」と言っていました。寂しいはずなのにそう言わない彼に、少しでも愛情を伝えようと必死でした。ニューヨークにいる時も彼のために一生懸命日本食を作り、日本の文化を知ってほしくて小さいころから日本語の勉強もさせました。今は成長して、ちょっと生意気なことも言うようになり、私のオンエアを見て厳しいダメ出しすることもしばしばですが（笑）、私の一番の理解者でいてくれるたのもしい存在です。
お客様のお声をパワーに、これからも一途に邁進！ 疲れた時に元気をくれるのは、家のワンちゃんたち。小さいころから文鳥などの生き物を飼っていたこともあり、動物が大好きなんです。そして、何より多くの元気をもらえるのは、お客様からのお声だと感じます。実は私、「〈ララビュウ〉に出会えて良かった！」と言ってくださったお声を、スマホに保存し、落ち込んだ時は読ませていただいています。私の人生はいつも、素晴らしい人との出会いやお客様に支えられてきたなあと感じます。要領良くはないですし、思い始めるとまっしぐらな性格ではありますが、これからも一生懸命目標に向かって邁進しますので、ご一緒にきれいなお肌を目指し、楽しくスキンケアしていきましょう。