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- 第26回杉木智陽さん編
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モリリン株式会社
課長 杉木智陽さん TOMOAKI SUGIKI
PROFILE
すぎき ともあきさん
1999年モリリン株式会社（リビンググループ）に入社。以来、寝具一筋20年。商品企画から製造、販売まで一貫して携わり、お客様の快適な睡眠を支える商品・ブランドを多数手がける。
「睡眠は、すべての源」
より快適に、充実したものにして差し上げるのが使命日焼けした野球少年だった自分が、テレビの世界に関わることになるとは、1ミリも思ってもみませんでした。皆さまの大切な睡眠を、快適な寝具でより充実したものにしたい。そんな思いで、製品のプロデュースに真摯に取り組み続けています。
商品は自分の子どものようなもの。
庭先やベランダに干してあるのを見つけると本当にうれしい！繊維専門商社「モリリン株式会社」に入って20年になります。所属は寝具寝装品やインテリア商品等をプロデュースする「リビンググループ」。入社時はアパレル志望だったのですが、運命のいたずらか違うグループへの配属となり最初は少し戸惑いました。しかし、何事もやってみないとわからないもの。（今は天職だと思っています！）
一から十まで自分の手で商品を作りあげられるのが実に楽しく（その分、難しさや大きな責任も伴いますが）、結果的にあっという間に今日まで同じ部署で続けていました。企画から製造、販売、販売管理、フィードバックをいただくところまで、すべてのプロセスに関われるので、送り出した商品はまるで子どものようにかわいくて、たくさんの方に買っていただいた時は、心からうれしい気持ちになります。町で庭先やベランダに自分の企画した商品が干してあるのを見つけた時なんか、もうぐっときてしまいますね（笑）。
商品のよさをぜひ知っていただきたいから、もっと語りを磨きたいショップチャンネルさんとの出会いは17年前。上司とともに寝具を担当することでスタートしました。その後、一人で担当・出演させていただくようになり、始めて間もない20代半ばのころは本当に緊張したし、一字一句間違えないよう商品のことを頭に叩き込み、他のゲストの皆さんのショーも参考に、語りの練習をしたものです。たくさんの方に買っていただけるようになった時は、本当にうれしかったし、興奮しました。今もここは本当にすごい場所だと思うし、出演中はアドレナリンが大量に出ているのを感じます。続けることで少しずつお客様に伝わる表現がわかってきたり、キャストさんとも気心が知れるようになり、多少成長したのかなとも感じますが、もっと技術を磨いて よりわかりやすく商品のよさや自分の気持ちを伝えることができたらと思っています。
野球少年だった青春時代出身は群馬の温泉地で、山奥の自然しかない場所で育ちました。小学生から高校生まで野球をやっていて、ポジションは主にピッチャー。高校までほとんど坊主刈りでしたが、まゆげを細くするなど、ちょっとやんちゃなこともしていました（笑）。その後もサーフィンやスノボやゴルフなど流行ものにはどんどん手を出したりして、いつも日焼けしていました（笑）。今も体を動かすのは好きですが、2人の子どもがまだ小さいので、休日は家族中心の生活ですね。
たまには一人で一週間くらい何もしないで、静かなビーチでビール飲みながら日焼けして、ぼ〜〜っとしたいという願望（夢？）もありますが、それはそれで、きっと2日で飽きてしまうだろうなと思います（笑）。
常識を覆すアイデアで、「モリリンそう来たか！」と驚いてもらいたい僕の持論は、「睡眠はすべての源」。人間、１日の約３分の１はふとんの中にいる（寝ている）わけで、そこをいかに充実させるかで人生は大きく変わるのではないかと。皆さんの睡眠をもっと充実させるために、少しでも快適で納得していただけるもの、「よく眠れる」と喜んでいただけるものをご提供していくことが自分の使命だと思っています。今後はもっと商品アイテムの幅を広げたいし、チームの協力も得ながら、常識を覆すようなアイデアや商品で、「モリリンそう来たか！」と驚いてもらえるようなことができるといいですね。介護分野などもまだまだチャレンジできる可能性がありそうです。もちろん、一つの道を究めることも大事だと思いますが、ちょっと違う発想で、他にないものを作っていくことにもこれからもどんどんチャレンジしていきたいなと考えています。