ユフは、長崎県・壱岐島生まれのブランドなんですよね。

YUFUは、長崎県の離島・壱岐島（いきしま）にあるレザークラフト工房「壱岐島ファクトリー」で誕生したオリジナルブランドです。赤、青、緑など、壱岐島の美しい自然の中にある原色を纏ったレザーバッグやバックパックなど、壱岐島らしさを感じられるアイテムをラインアップしています。

レザー工房発のブランドとあって、革には並々ならぬこだわりがあるそうですね。

レザーというと、一般的に重厚なイメージが強くありますが、使い心地の良さにこだわるYUFUでは、素材そのものの加工にも工夫を凝らし、軽さと柔らかさをあわせ持つ上質な仕上がりを実現しています。縫製する前の下処理から仕上げの工程に至るまで、製造工程のすべてにおいて、伝統的な匠の技が惜しみなく注がれた「クラフトマンシップ＝職人技」を感じられるデザインとなっています。

使い勝手の良さもユフの魅力ですね。ショップチャンネルのお客様にも好評ですよ！

ありがとうございます。YUFUでは男女問わず、幅広い層の方に楽しんでいただけるよう、機能性を重視したデザインであることを大切にしています。肩に掛けたり、腕に掛けたりと好みの持ち方や、中に入れる荷物の大きさによって、長さを自在に調節できるハンドルやベルトなど、使う人のことを考えた便利な機能が随所に盛り込まれています。前回の放送ではオンエア終了後「ショップチャンネル見ました」と言ってくださる方が、多数ご来店され、大変嬉しく思っています。

機能美に溢れるデザイン、アイデアの着想はどこから得ているのでしょう？

お客様との会話の中から、今のニーズなどを感じ取り、それを商品アイデアに反映しています。

商品制作において苦労している点や、鞄職人としてのこだわりは？

お客様のニーズは千差万別で、デザインも仕様もすべてのお客様に満足してもらえるものを作るのは難しいことです。出来るだけたくさんのお客様の声に耳を傾け、それを形にしていければと。また、裏地なしの商品なので、縫製ミスがないようにとにかく集中して制作しています。

ブランドスタッフさんの中で人気のアイテムってありますか？

月読神社でご祈祷して頂いているお財布が人気ですね。

YUFUの商品をどんな方に、どのように楽しんでいただきたいですか？

革本来の柔らかさや温かさを活かしたモノづくりをしています。ですので、革が好きな人に使っていただけたら嬉しいです。それから、自然を愛する方。YUFUのアイテムを使っていただき、自然を大切に思っていただけたら幸いです。

今の仕事に活かされている経験などありましたら教えてください。

そうですね。学生時代スポーツに打ち込んでいたため、体力や集中力が販売員としての立ち仕事や細かい作業などに活かされていると思います。

最近愛用しているもの・ハマっているものってありますか？

音楽を聴きながらの散歩で、リフレッシュしています。

人生の夢や目標、目指していることは？

将来は、周りの人から尊敬される人、愛される人になりたいです。そして、街を歩くたびに、私たちが作ったバッグや財布を持った人が、たくさん増えてほしいです。

田中さんにとってユフとは？

YUFUは、私にとって生まれ育ったこの壱岐島の魅力を、皆様に知っていただくためのツールのひとつ。ブランド名のYUFUは、結ぶを意味する奈良時代のあずま言葉の「結ふ」に由来したものです。「島内の人と人とのつながりを大切にし、島の文化を次の世代に受け継いでいきながら、壱岐島に足を運んでくださる方たちとのご縁を結んでいきたい」という願いが込められています。YUFUの商品を通じて壱岐島の魅力を多くの人にお届けできたら、幸いです。

最後にOAをご覧になるお客様にメッセージをお願いします。

1つ1つ気持ちを込めて作った手作りの商品です。革や商品の特徴など分かりやすく説明していきます。私たちの想いや愛情がたくさん詰まったブランドなので、自信をもってお勧めしたいです。