シルバーミントシュガーは、どんなコンセプトのブランドなんでしょうか？

クローゼットに、今年らしいアイテムを一枚投入すれば、いつもの服たちがたちまち今っぽくアップデートされる。そんな個性を引き立てるディティールと、ほんの少しのエッセンスの今っぽさを織り交ぜた、装うことを気軽に楽しむブランドです。　

商品を作るうえで気にかけていることがあれば教えてください。

一番強く気にかけていることは、「はたして、この商品は本当に毎日着られるほど、程よい感じに仕上がるか」ということです。ワンシーズンの企画は、作っては壊し、作っては組み替えて、“本当に着やすい今っぽさも適度に持った、楽しいお買い物ができる商品なのか”を何度も何度も企画商品に問いかけ、議論を繰り返し、やり直します。

商品制作にとても時間がかかっていそうですね。

そうですね。そのうえでサンプルを作成し、サンプルを見渡すこの時点でも、一度決めた企画であっても、臆することなくすべてをやり直しすることもあります。シーズンの商品を決定するまでに、非常に長い時間を使います。

齋藤さんは他社ブランドの製品の作成経験があるんですよね。

はい。生地の知識、製品を作るためのあらゆるつながりや工程、ツールなど、一枚のお洋服を仕上げるまでのあらゆる過程を経験させていただき、またそこで、様々なアパレルのブランドデザイナーの方々や、たくさんの関わってくださった方々に、いろいろなことを教えていただきました。

その経験が現在のシルバーミントシュガーに活かされているんですね。

これらすべての経験があるからこそですね。デザインに合う生地を機屋さんに作っていただき、製品を完成させるたくさんの工程を経て、一枚のお洋服をお客様にご紹介するまでのほぼすべての過程に手をかけています。それに目を通し、思いをこめて、商品をご紹介させていただいております。

どこからアイデアやヒントを得て商品作りをされていますか？

色の組み合わせは、自然の配色から。夕方の空や落ち葉、小さな巻貝などの色味、色の組み合わせなど、心からハッとする色に出会うといつも、こんな色が出せたらいいのになぁ　と思っています。

齋藤さんが現在ハマっているものを教えてください！

仕事時間の合間にいただくコーヒーとミントティーはマストです。コーヒーは午前中に必ず飲むのがルーティーン。様々な焙煎を行うコーヒー豆専門店で、「WINEY&VELVETY」というネーミングのブレンドをいただいています。企画やデザインをするときのミントティーは、ショップチャンネルさんで購入する薫り高いはちみつを入れて、甘味を補給します。

最後にOAをご覧になるお客様にメッセージをお願いします。

大人かわいい、着心地の良い上質なアイテムをラインナップしております。皆様に大人のオフタイムシーンを彩る遊び心をお届けいたします。

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