「ビサイユ」はどのようなブランドですか？

ALWAYS BY YOURSIDE『い・つ・も・ア・ナ・タ・のそばに。』がブランドのテーマです。アメリカ・カリフォルニア州LA近郊にデザイン事務所を設立しました。ライフスタイルに必要な機能性に、“日本人”の繊細な感覚とアイデアを融合した、フレンドリーなキレイ目カジュアルブランドです。世界10カ国に展開しています。

放送後の反響はいかがでしたか？

放送後も売り切れた商品を求めて、新しいお客様からの問い合わせがいちだんと増えました。ご購入のお客様より、「良い品をありがとう」とお礼の電話も沢山いただきました。クチコミにも、できるだけ目を通しています。お客様が何を思って、どんな商品を求めているかをそこから学び、可能なことはすべて翌年のデザインに活かします。100％は無理でも、ご視聴者の立場になり、気持ちのこもった商品開発、気持ちのこもったメッセージを放送で伝えることの大切さを、番組に出演することで知りました。

生放送で意識していることはありますか？

難しい言葉を使わない、お客様に一番わかりやすく伝わる表現を極めること、疾走感、臨場感、LIVE感を忘れない。これにつきるし、これが難しい。その他にも、飽きないトーク。客観的に冷静さと精一杯情熱を忘れない。一字一句間違えないことよりも、心を動かすストーリーを忘れない。などを意識しています。

商品制作におけるこだわりはありますか？

他社との差別化。見た瞬間虜にできるデザイン、サプライズになり、ありきたりにならないこと。デザイン〜生産管理〜商品紹介（ゲスト出演）までの一貫したプロデュースとストーリー。個性（オリジナリティ）を損なわず、万人に受け入れてもらえるように情熱の維持など、こだわりはたくさんあります。

制作の苦労もたくさんありますよね。

前作を超える為に、産みの苦しさは毎回です。素材開発、試行錯誤し何回もやり直す、微妙な色合い・太陽光・室内も想定した様々なシチュエーション下での試作。活字では伝わらないニュアンスの難しさの表現方法。自分が一消費者でもあることを忘れないことなどを気にかけています。

スタッフ間での人気アイテムを教えてください！

ブラックが常に一番人気ですが、追いつく勢いでジーンズ系カラーが大人気、ビサイユのイメージカラーとなりました。やはり、ビサイユと言えば、リュックは外せない。そして、2つ持ちした時に様になるポシェット類も大人気です。特に旅行のシーズンでは2WAYやマルチウェイ仕様は非常に人気が出ます。

現在の仕事に役立っている経験等あれば教えてください。

物心ついた頃から、15歳まで漫画家を目指しておりました。イメージを形にできる感覚が自然に身についていたかもしれません。社会人になり独学で英語を学ぶことで、海外ブランドに関わる様々な国の人との出会いが感性を磨きあげられました。百貨店イベント開催では、営業力・ディスプレイ・接客などの経験が「お客様目線のプロの商品開発」に役立っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

どのような方にビサイユのバッグを使って欲しいですか？

お洒落はKEEP！でも気楽さ＆女性らしさを求めている方や高級ブランドご卒業生の方に使っていただきたいです。普段使いからご旅行まで、ビサイユと一緒にいつも笑顔が美しい女性であって欲しい、そう願っています。

小林さんの夢を教えてください。

ビサイユを愛してくれるお客様を増やして、カリスマゲストになりたい（笑）です。バッグ以外のデザインや、新ブランド設立、それをショップチャンネルで紹介し、海外へ発信したいですね。　　

商品制作のため、普段は何を意識していますか？

仕事は、デザイン企画開発、海外出張、生産管理、直営店舗運営、マーケティングなどに携わっています。常にクリエイティブでいるために、週3回ボクシングジムで汗を流し、休日は音楽活動や自然公園を愛犬と散歩して、リフレッシュしています。色に関しては、自然、植物、動物、海外の建物にインスピレーションをもらっていて、差別化の為に、他社ブランドが未開発で企画していない隙間にあてはまるデザインを考えています。「あったらいいな」にあてはまるデザイン、人間観察も忘れずに意識しています。

お客様の印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

印象に残っているのは、ショップチャンネルでご購入商品を愛用し、遠方からご夫婦で、四谷の直営店に来てくださったことですね。また、放送中リピーター様からのお電話で「もうビサイユ32個持っているのよ。」と言われたときはびっくりしてフリーズしました。他にも放送中のお電話で、「前日から待ち遠しくて、放送始まる、10分前から正座して待ってました」と言われたことはとても嬉しかったです。

最後に、オンエアをご覧になる方にメッセージをお願いいたします。

商品とは、いずれ巣立っていく我が子。ブランドとは、好きを共有する空間。デザインとは、生きている間は、止まらない血液のようなもの。お客様と一緒に、ビサイユを育てられたらこの上なく幸いです。「いつも、アナタのそばに。」この言葉を胸に誠心誠意、情熱を込めてデザインし、ご紹介しますのでご視聴くださいませ。