世界中で活躍する比嘉さん。フロリダ州マイアミが活動拠点ですね。

はい。2012年の9月に初のフラッグシップショップをオープンして以来、マイアミを拠点に活動しています。おかげさまでフロリダを拠点にファッションを通じて貢献した賞である『Cefim SPECIAL RECOGNITION AWARD』も受賞しました。マイアミだけでなく、ドイツ・パリ・ニューヨークでもコレクションの発表や展示会への参加を積極的に行っています。

東京コレクションでの華々しいブランドデビュー。相当脚光を浴びられたとか。

1985年にロンドンへ留学して、ロンドンを拠点にヨーロッパ、アフリカ諸国を旅し、世界中の伝統文化や、自然環境に感銘を受けました。その後の1987年、バブル絶頂期の東京で、『ROSE IS A ROSE by Kyoko Higa』で念願のブランドデビューを果たしました。独特な色彩感覚と、日本人離れした大胆なデザインと高い評価をいただきました。

「キョウコ　ヒガ」、どのようなブランドなんでしょうか？

「キョウコ　ヒガ」のデザインするファッションは女性の実感から生まれた女性が楽しむ為の新機能服！エイジレスで、ポジティブパワーに溢れたデザインを目指していますエレガントで、ロックテイストのデザインは、マイアミの華やかなセレブリティにも、人気のブランドです。

着物、舞台衣装、映画の衣装など、デザインの活動が幅広いですね。

大手アパレルメーカーにて、ニットデザイナーとして、１０年間務めました。「キョウコ　ヒガ」ブランド活動開始後は、レディースウェアの他に、ハンドバッグ、靴、生活雑貨、オフィスユニフォーム、園児服ユニフォーム、眼鏡、着物のデザイン等も手がけました。ペルゴレージ生誕３００年記念公演で、オペラ『奥様女中』の衣装を担当したりしています。

ご自身のブランド、どのような方に身に着けてもらいたいでしょうか？

ファッションが好きで、自立し、ポジティブに、自分らしく生きているエイジレスな女性に、ぜひ身に着けていただきたいですね。

デザインのアイディア、どこから着想を得ていらっしゃいますか？

世界中を旅して、その国々の文化や伝統に触れ、インスピレーションを得てデザインへと反映させています。

比嘉さん自身、とてもパワーにあふれていますよね！

はい！ファッションはボーダレスをモットーに、様々な国で積極的に活動しております。アメリカの人気テレビ番組にゲスト出演したり、オーディションのジャッジとして出演したこともあります。自身初の作陶展を東京広尾のギャラリーで発表し、ファッションの傍ら、作陶にも果敢に取組んでいます。

比嘉さんは沖縄出身、沖縄でのご活躍も多いとか。

テレビ出演して、大好きな沖縄料理をファッショナブルに紹介しつつ、沖縄料理とテーブルコーディネートを披露したこともあります。デザイナーの視点を生かした視覚的にも美味しそうな料理本『モダン　オキナワン　クッキング』も出版しました。『九州沖縄サミット』では、G7の各国の首脳、そして、世界中のプレスの為の、サミットウェアのデザインを担当し、沖縄の伝統工芸の発展にも努めました。

比嘉さんの最近ハマっていることはなんですか？

30年以上も、一心同体の様に乗り続けている真っ赤な愛車で、好きな音楽と共に、仕事も、プライベートでも行きたい所に自由に飛び回ること。ガーデニングを楽しみながら、テラスでの至福の時間を過ごす事も、大切なエネルギーチャージのひとときです。

比嘉さんの人生の目標、教えてください！

心ときめくものに囲まれて、幸せで楽しい時を過ごす事。仕事もその一環で、楽しくなるファッションを人生の夢の一部として、創り出して行きたいと思います。

最後にOAをご覧になるお客様へひとことお願いします。

人生は短い！ファッションには心をときめかせ、ポジティブになれるマジックが秘められています。ときめくファッションを装い、自己表現をし、今を楽しみ、生きて、後悔のない人生を謳歌して欲しいと思います。

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