イタリアの人気ブランド「Roberta di Camerino FORTUNA」(ロベルタディカメリーノ フォルトゥーナ)。
赤、緑、紺の大胆な色使いとトロンプルイユ(だまし絵)のテクニックを駆使したデザインが特徴。
イタリアのファッションデザイナーであるジュリアーナ・カメリーノが、1945年にイタリア・ヴェネツィアで創業。
イタリア・ヴェネツィアを拠点に
バッグ作りからスタート
イタリアを代表するブランド ロベルタ ディ カメリーノ。
創業者ジュリアーナ・カメリーノは1943年好みのバックが無かったため自らバッグをデザインするように。評判は広がり彼女はデザイナーとしての一歩を踏み出します。
1948年にデザインされた「バゴンギ」は、70年以上経った現在でもロベルタ ディ カメリーノを代表するバッグ。モナコ王妃グレース・ケリーのお気に入りになったことは有名です。1956年にファッション界のオスカーといわれるニーマン・マーカス賞を受賞。 |
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1956年にローマを公式訪問した際にバゴンギを持つグレース・ケリー。 |
だまし絵とパネルドレス
バッグとともにファッション史にロベルタの名を残した、代表作パネルドレス。
表面にだまし絵のテクニックを施した、極めてユニークなドレス。非常に高度なテクニックを要するため、パネルドレスは一枚の布から作り出す“着る芸術品”と言われています。
遊びごころに溢れただまし絵のテクニックを用いた全く新しい手法のパネルドレスはファッション界を越えて反響を呼び、のちに多くのデザイナーに影響を与えました。
だまし絵のテクニックは、ロゴマークと柄にも取り入れられています。今や世界的ブランドとして展開するたロベルタ ディ カメリーノ Rのマークは時代を超えて今も多くの女性を虜にしています。