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全国でも有数の干し柿産地である信州長野より、希少なバターを使用して作った「市田柿ミルフィーユ」のご紹介です。
長野県産の市田柿で作った干し柿を重ね合わせ、その間にコクがあり爽やかな風味の“カルピスバター”をサンドしました。
熟練の職人が手間ひまかけて一つ一つ丁寧に手づくりしています。
市田柿を贅沢に使用し、自然な甘みとバターの風味のバランスが絶妙な、デザート感覚で楽しめる逸品。
お茶うけやワインのお供、またプレゼントにもおすすめです。

【市田柿を使い丁寧に作り上げた干し柿】
＜市田柿＞
柿は、長野県で栽培された市田柿に限定して使用。
長野県は、干し柿の生産量・出荷量ともに全国一位を誇る有数の産地です。（令和元年産　特産果樹生産動態等調査　干し柿生産出荷実績調査　都道府県別生産出荷状況より）
その中でも市田柿は、長野県南部で古くから栽培されている渋柿の品種で、南信州を代表する特産品。
市田柿という名前は、現在の下伊那郡高森町の市田地域で栽培されていたことから付いたといわれています。
小ぶりで品のある形をしており、鮮やかな飴色の果肉と、まろやかで口当たりの良い上品な甘さが特徴です。
＜製造＞
市田柿は肩のあたりがオレンジ色になったら収穫します。これは、農家の長年の経験上、干し柿に適した甘さになるタイミングで、色の変化がないものは仕上がりの味や風味に大きく影響するため、一切収穫しません。
収穫後はすぐに加工せず、一定期間寝かせることで甘みが増します。その後丁寧に手作業で皮を剥いた後、干して乾燥させます。
ただ干せば良いということではなく、湿度が高すぎるとカビが発生しやすく、低すぎると渋みを抜き取ることができないため、その日の天候や湿度、温度に合わせて調整して乾燥させていきます。
ちょうど良い重さになったら、柿を手もみすることで柿の中心部の水分を押し出し、シワがなくやわらかいものにしてから、きれいな粉（糖）を出すための作業を３〜４回繰り返して、ようやく干し柿が完成します。
まんべんなく粉が吹いた白い干し柿にするために、熟練の職人が見極め、水分の調節をします。
手間と時間と経験が必要で、少しの見落としも商品の良し悪しに現れてしまいます。
手塩にかけて作り上げた干し柿は、生産から加工まで、すべての人の思いがこもっています。
【干し柿の味を引き立てる希少なバターを使用】
市田柿で作った干し柿の風味や上品な甘さが引き立つよう、カルピスバターをサンドしました。
カルピスバターは、カルピスを製造する際にできる脂肪分から生まれた希少なバターで、昭和１７年（１９４２年）に業務用として発売して以来、レストランや高級スーパーなどからも引き合いのあるこだわりの食材です。
カルピスバターの爽やかな風味とコクが、干し柿の濃厚な味わいと相まって芳醇な風味が口いっぱいに広がります。
【一つ一つ手間をかけて仕上げた市田柿ミルフィーユ】
市田柿ミルフィーユは、熟練の職人が時間と手間をかけ一つ一つ丁寧に作っています。
干し柿を開き、一粒一粒種を取り除く作業は熟練の技です。果肉を傷付けないようにやさしく広げ、敷き詰めた干し柿にカルピスバターを挟み、また干し柿を均一に敷き詰めていく作業は、手間と時間がとてもかかります。
試行錯誤を繰り返し、手間ひまかけて完成した逸品です。
【メーカー＜南信州菓子工房＞】
２０１２年に長野県に設立。
近くに天竜川の支流が流れ、山々に囲まれた自然あふれる下伊那郡阿智村（しもいなぐんあちむら）に工場を構えており、地元・長野県で収穫された果実をはじめ、こだわりの国産果実を使用したドライフルーツなどの商品を数多く手がけているメーカー。
厳選した果実を使い、メーカーこだわりの製法で仕上げた商品は、素材のおいしさを最大限に活かした逸品です。