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  • 第13回小林照子さん編
  • (株)美・ファイン研究所
    美容研究家
    小林照子さん TERUKO KOBAYASHI

PROFILE

こばやし てるこさん

(株)コーセーで35年間美容研究、商品開発、教育等を担当。1991年、取締役・総合美容研究所所長を退任後、美・ファイン研究所を設立。ビューティーコンサルタントビジネスを展開する傍ら、美容のプロ育成にも携わる。

商品への「想い」を、ショーを通してお客様と共有したい「本物」を知っているショップチャンネルのお客様にこそ伝えたい想いがたくさんあります。これからも一人の使い手として、美容の研究者として本当に必要なものを作り、その想いをお客様と共有していきたいですね。

ニッチ市場にこそ、大きなニーズが隠れている大手化粧品メーカーのコーセーで35年間、教育や美容研究、商品開発を行ってきたのですが、今の私の原点とも言えるのが、美容部員として現場でたくさんのお客様と向き合ってきたことです。現場経験があったからこそ、お客様のニーズや世の中の流れを掴み、商品開発に活かすことができました。社内で一番厳しい意見を言い、他の社員に煙たがられたこともありました(笑)。それでも絶対にニーズがあるという自信があったから、エッジの利いたアイデアを提案し、商品化し続けてきました。コーセーを辞めてからは、自分自身が欲しいと思っているものを作り続けています。それはとてもニッチだけれども確実にニーズがあり、私が使いたいなと思って作った商品なので、一番の愛用者でもあります。その筆頭が「ミエルボーテ」です。

壁は「人」。やがては一番強い味方になってくれるよく、若い方に「30代に戻れたら何をしますか?」と質問をいただきます。それに対して私は、「壁は『人』なのよ」と30代の自分自身に言ってあげたいと思っています。今までの人生、山ほど壁にぶつかって、壁があるのが当たり前と思わないとやっていけなかった。でも、その壁は実は自分に反対する「人」なのだと気づきました。人は対話を繰り返して理解し合うことができたとき、一番強い味方になってくれたりします。
ですから、反対されることを決して恐れないでほしいのです。ぶつかって壊すのではなく、熱意あるコミュニケーションによって理解し合うことが、壁と向き合う方法です。

未来像のひとつになれますように30歳の時、私は50歳まで健康的に過ごせたらいいかな、と考えていました。50歳の時は、80歳を過ぎてまでこんなに元気でいられるなんて思ってもいませんでした。自分の未来は見ることができませんから、どうしても自分の身近な人が未来像になってしまいます。それに対して、私のように80歳を過ぎてもこんなに元気で自分の道を歩める人もいるんですよ、ということを知らせたいのです。だからこそ、私は積極的に自分を見せていきたいと考えています。

自分の知識や知見を残すことも使命今、私には3つ目標があります。1つ目は未来の女性リーダーを育成・輩出すること。2つ目はAIを活用して、私がこれまで美容の分野でやってきた「印象分析」について知識や知見を分析し、さらに深化させること。3つ目は、30年以上続けている「からだ化粧」を継承すること。私の後継者は既にアスリートのからだ化粧をしているから、私は演奏家の方の筋肉美を表現していきます。私の知識や知見を後世に残していくことも、大事な使命の一つだと考えていますから。

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