通販・テレビショッピングのショップチャンネル

SHOP CHANNEL ショップチャンネル

  • 第5回松下周平さん編
  • 商品アドバイザー 松下周平さん SHUHEI MATSUSHITA

PROFILE

まつした しゅうへいさん

実演販売のプロを志して和田守弘氏に弟子入り。現在は商品開発を担当しながら、バラエティ番組などで活躍中。

ショップチャンネルに出演することで叶った夢コピーライター、テレビ番組制作のディレクター、放送作家。やりたい職業がいろいろありましたが、実演販売士としてショップチャンネルに出演することができ、それらがすべて叶いました。

学生時代に培った経験を活かして大学時代は編集プロダクションでアルバイトをしていました。スポーツのハウツー本を作るのがメインだったんですが、インタビューで相手の話を引き出す以上に自分の話ばかりしてしまって(笑)。それで、この仕事は向いていないけれど自分自身がしゃべる仕事は向いていると気づけたんです。また、野球場での売り子をしていた時に「物を売る」ということに対しての成功体験ができたので、大学卒業後の道に決めた実演販売士に迷いはありませんでした。

師匠・和田さんとの出会い実演販売士になってから2年後、ショップチャンネルのお話をいただきました。以前から「ショップチャンネルに出たい!」と思っていたので、すぐにオーディションに挑み、出演を勝ち取ったんです。そして、もっとたくさん出演できるようにと、実演販売士を社員として抱える今の会社に就職しました。そこで出会ったのが、師匠の和田 守弘さん。御年75歳ですが、今も現役で実演販売をされています。「今まで弟子にしてきた中でしゃべりが一番下手だ」と言われましたが、「一番良いやつだ」とも言ってもらえたのを覚えています(笑)。当時は収入が少なく、和田さんの実演販売のためのおつかいのおつりをいただいて生活をしていましたね。1ヶ月ほど和田さんの仕事を横で見ながら勉強をして、そのあとは自分の感覚で実演販売を行い、売れ行きを見てもらってアドバイスをいただきながら、育ててもらいました。

ストーリーのあるものづくりを大切にショップチャンネルに出演して経験を積むまでは、実演販売士としては半人前だったと思います。実演販売士とは、主役の商品を引き立てる役回りのはずなのに、以前は自分を前面に出し過ぎていました。そんな自分の弱みをショップチャンネルで痛感させられましたが、たくさんのことを経験させていただき多くのことを学べたので、一人前の実演販売士に成長できました。
ショップチャンネルで学んだ中でも特に意識するようになったのは、“ストーリー”。自社商品だからこその強みかもしれませんが、しゃべりだけではなく、ものづくりの段階から関われるので、商品作りのこだわりや思いを伝えられるんです。そこをていねいにご紹介することで、お客様がより商品を理解して納得してご購入いただけると考えています。

僕以外のカリスマゲストを輩出したい今後の目標は、ショップチャンネルで自社から僕以外のカリスマゲストも輩出することです。実演販売士にとって、今もっとも良い経験をできる環境はショップチャンネルだと感じています。だからこそ、所属している後輩たちには、そこでたくさん成長して僕とは違った魅力を持った実演販売士になってもらいたいですね。