心おどる、瞬間を。通販・テレビショッピングのショップチャンネル

16/02/16更新映画

最近休日になると2〜3本映画を見ています。以前は見る本数も少なく、内容もホラーやパニックなど非日常を味わえる映画が多かったのですが、去年の秋からがらりと好みが変わり昔の日本映画をよく見るようになりました。きっかけは先輩の嶋田キャストです。なにげない会話の中で「三崎はこの映画が好きだと思う」と薦めてくださった作品がありまして。実際に見てみたら嶋田さんの言う通り、何十回と繰り返し見るほどにはまってしまいました（笑）。そのことを伝えると「それなら今度はこの映画はどう？」と別の作品を薦めてくださり、そちらもとても面白かったんです。

2本とも80年代の日本映画で、それをきっかけに80年代はもちろん、70、60、50年代、白黒映画と遡るように昔の日本映画を見るようになりました。時代ごとに異なる生活スタイル、価値観、言葉遣い、衣装はとても新鮮で、勉強になることも多いと感じています。また、どうやら私は女性が主役で、その主役の女優さんが美しく輝いている映画が特に好きなようです（笑）。原節子さん、京マチ子さん、岸惠子さん…、素晴らしいです。

年齢を重ねると自分の好みも固まってきてしまいがちですが、今回嶋田さんからの一言で新しい世界が広がったように、なにかきっかけがあったら柔らかい頭と心で吸収して、自分の知らない世界をこれからも発見していきたいですね。

15/07/21更新ジュエリー

キャストになり、6年目になりました。入社当時正直あまり馴染みがなかったジュエリーでしたが、その道のプロフェッショナルのゲストの方々から番組を通してお話を伺う中、少しずつ興味が深まっていきました。６年目の今では知れば知るほどジュエリー・宝飾は奥が深い世界だなと感じています。

ダイヤモンドひとつとっても、ラウンドブリリアントカット、エメラルドカット、テーパードバケットカット、プリンセスカットなど実に様々なカットがあり、元々は同じ鉱石なのにカットによってこんなにも表情が違うものなのかと、時間も忘れてしげしげと見入ってしまいます。ショップチャンネルは専門家にじっくりとお話を伺いながら商品をご紹介しますが、時に真珠を養殖されている生産者の方をゲストにお迎えすることも。養殖業者の方が、変動激しい自然環境を見極めながら日々真摯に真珠と向き合い、真珠をわが子のように大切に思い、愛情を持って育てていることを知り、番組中胸が熱くなったこともありました。

ジュエリーは、日常生活で必ず必要なものではないかもしれません。ですが身につけると、その方を美しく魅力的に彩ってくれるものだと心から感じています。もちろんショップチャンネルでは、ジュエリーだけでなく、洋服やバッグ、おいしい食べ物、使いやすい家電、ホームグッズなど、生活を豊かにしてくれる魅力的な商品がたくさんあります。お客様に楽しくお買い物をして頂けるようにこれからも頑張ります！

14/08/19更新高校の思い出

本を声に出して読むのが好きだったこともあり、高校で放送部に入りました。スポーツが盛んな学校で運動部に入部している生徒が多かったです。そんな中放送部は当初３年生１人、２年生１人、１年生１人と３人しか部員がいませんでした。校内放送などいろいろな活動をしていましたが、２年生の時に「ＮＨＫ杯全国高校放送コンテスト」（全国大会）アナウンス部門に出場しました。たくさんの人の前で原稿を読むのは、本当に心臓がドキドキして頭が真っ白になりました。はじめに都道府県の大会があり、その後全国大会へ。全国大会で決勝まで残ると、あの紅白の舞台でもあるＮＨＫホールで発表ができます。

２年生の時は京都府の大会で入賞し、全国大会へ行くことができました。ですが、全国大会では初戦敗退。すごく悔しくて、来年は必ず全国大会で決勝までいきたい！憧れの紅白の舞台で発表をしたい！！そう固く心に決め、これまで以上に熱心に練習に取り組みました。ほぼ毎日授業開始の４０分ほど前には学校に行き、発声練習をしたり、全国大会の決勝の様子を収録したカセットテープは擦り切れる位聞きました。エレクトーン、テニス、水泳と習い事が続かなかった私が人生ではじめて続いたのが放送部の活動でした。授業と食事とお風呂以外は四六時中放送部のこととコンクールのことを考えていました。いつ宿題をしたのか全く覚えがない程です（笑）。

そして３年生になり、京都府の大会では努力が実ってか優勝することができました。いざ全国大会！必ず決勝まで残る！！！強い気持ちで臨んだ３年生の夏。しかし、全国大会では２年生の時と同じ初戦敗退。その時に一生懸命努力をしても、人生にはままならないことがあるんだと身を持って学びました。残念でしたが、目標を定めて、目標に向かって懸命に努力するという経験は本当にかけがえのない高校時代の思い出です。そして今、高校の放送部での経験も一つの礎になり、放送を通して商品の魅力をお伝えするキャストという仕事につくことができて、大変幸せに思っています。

13/03/27更新海外ドラマを楽しむ

休日は時間を見つけては、海外ドラマをまとめて観ています。気に入ったものはＤＶＤを購入して何度も観るほどの海外ドラマ好き。１つの作品ごとに、まったく違った世界に行けるのが魅力なんです。最近、大学生のころに観ていたドラマを再び観返したのですが、年を重ねたせいか、自分の視点が昔とは変わっていることに気づきました。

ニューヨークのマンハッタンを舞台にした女性４人が主人公のドラマを初めて観たとき、私は主人公よりも年下で、大人の世界を描いたストーリーをワクワクしながら楽しんでいましたが、今ではすっかり同世代に。主人公に共感することも増えて、当時はまったく別世界のように感じていたストーリーを、今は少し身近に感じながら観ています。そのころなら見過ごしていた登場人物の衣装やコーディネイトへも注目するようになったのは、キャストという仕事に就いたからでしょうか。観ていて素敵だと思った着こなしやアクセサリー使いなどは、お客様へご提案するコーディネイトのヒントにもつながります。いつの時代でも、変わらず素敵に見えるものってあるんですよね。

年齢や環境の変化とともに感じることが変わるのは当然のことですが、次に観るときは、どんな視点から、どんな感想を自分が持つのかと考えると、なんだか面白いですよね。だから、１０年後、また改めて観てみようと思っています。

12/06/19更新想像を言葉に

最近、リラックスするために“香り”を用いるようになりました。以前、友人からもらった京線香を焚いた際、心に染みるような澄んだ香りに気持ちが安らぎ、香りだけでこんなにも心の状態が変わるのかと、改めて感じたことがありました。それ以来、アロマオイルや入浴剤など香りのアイテムを使用することが増え、気分や気候、時間帯によっていろいろと使い分けて楽しんでいます。ショップチャンネルで、心地よい香りのミストやフレグランスなども扱っているので、ときどき試しています。

また、先日担当したライブでは、白檀の香りのアイテムを紹介させていただきました。そのとき白檀について、「日々のさまざまなことによって起こる気持ちの浮き沈みを一旦ゼロにし、穏やかな状態にしてくれるような香り」とお伝えしました。自分で感じたままを言葉にさせていただきましたが、この表現でお分かりいただけましたでしょうか？

目では見えない香りをテレビでお伝えすることは、難しいと感じる反面、いかにお客様の想像をかきたてることができるか、そのお手伝いをすることがキャストの仕事なのだと思うと、とてもやりがいを感じます。そのために、まずは自分にはどう感じられるか、常に五感を研ぎ澄ませ、より多くの特徴をつかむことが大切なんだと考えています。さらに、香りだけではなく、素材の質感など、見ている方が実際に手にしたときの想像が広がるような言葉でお伝えしていきたいと思っています。

11/01/11更新６年越しの思い

ショップチャンネルの番組を見たときから、私はキャストになりたいという思いをずっと、胸に抱き続けてきました。６年前、私はひとりの視聴者としてショップチャンネルを観ていました。テレビ画面の向こう側で、キャストが商品の説明をお客様の要望に沿って、分かりやすく、そしてとても楽しく紹介しているのを、テレビをつけた途端、思わず引き込まれるように見入ってしまいました。

最初に見たショーの内容は、今でも覚えているほど印象的なもので、それまで、イベントの司会や商品アドバイザーなど、しゃべる仕事をしてきた私が、これほど魅了された職業はありませんでした。そのときから、大好きなお買い物を、お客様と楽しみたい！２４時間生放送（※２０１１年１月時点）の醍醐味を味わってみたい！キャストになりたい！と思うようになりました。６年越しの思いが叶ったことは、大変ありがたいことですし、幸せなことだと感じています。

これから、テレビの向こう側にいらっしゃるお客様の代わりに手となり、目となり、口となり、商品のよさを分かりやすくお伝えしていきたいと思っています。至らない点も多々あるかもしれませんが、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。